第42回JCCP国際シンポジウム

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スピーカー紹介

※略敬称

開会式 / リーダーズパネル 1

人・技術・国際協力による持続可能エネルギー社会の実現

挨拶

鈴木 康公
一般財団法人 JCCP国際石油・ガス・持続可能エネルギー協力機関
理事長
コスモ石油株式会社
代表取締役社長 社長執行役員
日本

スピーカー略歴

1985年大協石油入社。2010年コスモ石油秘書室長、2013年同人事部長を歴任、2016年コスモエネルギーホールディングス執行役員人事総務部長、2018年同取締役常務執行役員、2020年同代表取締役常務執行役員を経て、2021年4月より現職。石油連盟副会長を兼務。青山学院大学理工学部卒。

挨拶

定光 裕樹
経済産業省 資源エネルギー庁
資源・燃料部長
日本

スピーカー略歴

1992 年4月 通商産業省入省
通商政策局、産業政策局、中小企業庁、内閣府、宮城県庁などでの勤務を経て、
2009 年4月 資源エネルギー庁総合政策課戦略企画室長
2012 年8月 ジェトロ・ロンドン事務所 産業調査員
2015 年8月 資源エネルギー庁資源燃料部石油天然ガス課長
2017 年7月 資源エネルギー庁資源燃料部政策課長
2018 年4月 JOGMEC理事(総務担当)
2020 年 5 月 経済産業省大臣官房総務課危機管理・災害対策室
2020 年7月 中小企業庁総務課長
2021 年7月 経済産業省資源エネルギー庁資源・燃料部長

開会&メインモデレーター

中井 毅
一般財団法人 JCCP国際石油・ガス・持続可能エネルギー協力機関
CEO/専務理事
日本

モデレーター略歴

1976年慶大経済学部卒、通産省(現経済産業省)入省。産業、貿易、エネルギー、中小企業や高度テクノロジー、人材育成等の分野において政策立案。フレッチャー外交法律大学院卒、INSEAD客員教授、NEDO中国首席代表、JETRO欧州調整センター・パリセンター所長、富士重工業役員を経て2014年から現職。東京キワニスクラブ会長(2020-2021年)。仏国家功労勲章オフィシエ。アジアンビジネスリーダーズフォーラム、ビジネス奨励賞(ABLF Business Courage Award)受賞。


“持続可能なエネルギーの実現”

ミシュアル アル トゥカイル
サウジアラビアエネルギー省
石油精製・物流担当局長
サウジアラビア

スピーカー略歴

2017年~現在 (エネルギー省):
精製品・物流部長 (石油・ガス部門)

2016~2017年 (エネルギー・産業・鉱物資源省):
大臣室 (エネルギー・産業・鉱物資源省)で顧問兼ポートフォリオマネージャー。サウジアラビア産業開発基金 (SIDF)、産業クラスター庁 (IC)、サウジ輸出開発機関の理事会申し立て (Board of Director file)を管理。

2010~2016年 (サウジアラムコ):
製造・計画ユニット主任 (Manufacturing and Planning Unit supervisor)、その後、エンジニアリング監督者 (Engineering Superintendent)。2012年に、サウジアラムコ石油精製・NGL事業ラインの計画・パフォーマンスマネージャー (Planning & Performance Manager)に就任。

2008~2010年 (エクソンモービル):
テキサス州にあるエクソンモービルのベイタウン製油所で、プロセスエンジニアとして潤滑油および減圧軽油 (VGO)の水素化処理プラントを担当。

2007~2008年 (サウジアラムコ):
リヤド製油所エンジニアリング事業・研究グループ (Engineering Business and Study Group)。

2000~2007年 (サウジアラムコ):
リヤド製油所でプロセスエンジニア (水素化分解)。

アリ マーリジ セワディグ アル・ベハディリ
イラク石油省
次官 (流通部門管掌)
イラク
※都合によりキャンセルになりました

スピーカー略歴

石油省/ミサン石油会社総裁、イラク議会議員(第3期議会エネルギー委員会議長)、石油省/経済局局長、石油省/研修・人材開発局局長、石油省/アラブ石油研修所総監督(APTI)、石油省/石油契約・ライセンス局局長を歴任。現在は、石油省/次官(流通部門管掌)。

“人・技術・国際協力による持続可能エネルギー社会の実現”

アル ムシール アル カルーシ
OQ
最高戦略・変革責任者
オマーン

スピーカー略歴

アル ムシールは、約15年にわたってさまざまな上級管理職を歴任しており、世界のエネルギー業界における職務経験は合わせて27年に及ぶ。そのキャリアにおいて多くの組織改革を率いており、特に業務パフォーマンスおよび財務パフォーマンスの向上、デジタル開発および技術開発プログラムの推進を得意としている。アル ムシールは、2020年9月にOQに入社し、現在は最高戦略・変革責任者を務めている。グループの戦略・変革プログラムを策定し、OQの業務・財務体質を堅牢化する道筋を作る任務を、グループCEOにより課されている。英国のグラモーガン大学で化学工学の学士号を取得したほか、INSEADでリーダーシップ開発コースを受講した。2019年に、“The Economic Times of India”により上級幹部職を対象とする“Great Manager Award”を授与された。

“イランにおけるエネルギー転換”

ヴァヒードレザ ゼイディファルド
イラン石油省
次官 (工学、研究、技術管掌)
イラン

スピーカー略歴

ヴァヒードレザ ゼイディファルド博士は、機械工学(B.S.)を学んだ後、戦略経営学で博士号(Ph.D.)を取得した。過去30年の活動の大部分は、機械・パイプライン専門家としてイラン国営ガス会社(NIGC)に従事、イランガス輸送会社(Iran Gas Transmission Company)では、計画管理責任者および取締役を務めた。また、イラン石油省で消極防御・危機管理責任者も務めた。キャリアの中で全国選抜マネージャー(national selected manager)として度々選ばれ、石油省トップの選抜マネージャーに選ばれたこともある。2021年より石油省名誉次官(工学、研究、技術管掌)に就任している。また、イラン燃料保全機構(Iran Fuel conservation Company)の主要メンバーであり、取締役会長も務めている。

“転換期のエネルギー市場:今後の主な課題”

フェレイドゥン フェシャラキ
FACTS グローバルエナジー
会長
アメリカ

スピーカー略歴

英国のサリー大学で経済学の博士号を取得した後、ハーバード大学中東研究センターで客員研究員を務める。エネルギー経済学分野における独創的かつ革新的な貢献により、米国エネルギー経済学会(USAEE)からアデルマン・フランケル賞を2016年に授与された。2017年3月、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)によりドバイ・マーカンタイル取引所(DME)の取締役に任命される。2008年より全米石油審議会のメンバーを務めており、直近ではジェニファー・グランホルム現エネルギー省長官により再任命されている。


リーダーズパネル 2

新たなニーズに応える経営と人材育成

座長

境 剛太
コスモ石油株式会社
取締役執行役員
日本

座長略歴

1993年コスモ石油入社。2018年アブダビ石油プロジェクト部長、2020年コスモエネルギーホールディングス経営企画部長、2021年同執行役員経営企画部長を経て、2023年4月より現職。JCCP評議員、石油連盟常務会委員、石油コンビナート高度統合運営技術研究組合 (RING) 理事を兼務。九州大学工学部機械工学科卒。

“NZE 目標達成に向けたエネルギー部門における戦略:人的資本の取り組み”

プラホロ ヌルチャヒョ
インドネシアエネルギー鉱物資源省
人材開発局長
インドネシア

スピーカー略歴

プラホロ ヌルチャヒョ博士は、2016年にエネルギー鉱物資源省の大臣上級顧問(投資・インフラ開発担当)に就任した。2020年より、エネルギー鉱物資源省人材開発局長を務めている。
エネルギー業界における幅広い経験を有し、2013年から2016年まで米国テキサス州ヒューストンのPetroneeringで副社長兼COOを務めた。
学歴については、米国のテキサスA&M大学で修士号および博士号を取得し、インドネシアのセプルーノペンバー工科大学で学士号を取得した。
インドネシアの2022年G20議長国就任を受け、エネルギー業界における貴重な経験を買われてエネルギー転換ワーキンググループ(ETWG)の共同議長に任命された。作業部会の焦点は、エネルギー安全保障、エネルギーアクセス、エネルギー効率、低炭素エネルギーシステムへの移行、よりクリーンで高効率な技術における投資およびイノベーションである。彼はまた、素晴らしい父親、夫、兄弟、農業人、友人である。

“課題に立ち向かう:将来を担う人材に向けた柔軟なマネジメントとアジャイルな開発”

サミ T アル ムッシュド
サウジアラビアン・オイル・カンパニー (アラムコ)
ヴァイスプレジデント (研修・人材開発担当)
サウジアラビア

スピーカー略歴

専門職および労働者の人材確保と国内の人材能力育成に取り組むサウジアラムコの努力に戦略的方向性を与えている。現職の前は、多岐にわたる分野で経営職や上級顧問としての役割を果たし、新規事業開発特別プロジェクト担当取締役(2019年)、ウィサヤ・インベストメント・マネージメント・カンパニーCEO(2017~2018年)、「ビジョン2030」の国家産業開発・物流プログラム(NIDLP)のプログラムリーダー(2017年)、エネルギー産業鉱物資源大臣顧問および戦略開発・諮問ディレクター(2016~2017年)、ビジネスインテリジェンス・ソリューションディレクター(2014~2016年)、ビジネスプロセス合理化ディレクター(2012~2014年)、組織育成コンサルティングディレクター(2011~2012年)、経営コンサルティングディレクター(2008~2011年)を歴任した。

“デジタル人材と戦略的課題”

アブドラティフ アル・アゼミ
クウェート国営石油会社
ディプティマネージングダイレクター (管理部門責任者)
クウェート

スピーカー略歴

25年にわたり石油・ガス業界に従事している。プロジェクトの実行からオフィス勤務まで、多様な実務経験を有する。過去15年間の職務は人事および人材開発を中心とし、直面する課題に応じて人事分野の計画や調整を行ってきた。最近ではデジタル人材に力を入れ、最新技術を業務に導入する新たなアプローチを取っている。

“myTalentX: AIを活用した後継者育成計画 - PETRONASの未来の成長を牽引する”

ファリハナ ハナピア
マレーシア国営石油会社
上級副社長 (グループ人事管理担当)
マレーシア

スピーカー略歴

ファリハナ ハナピアは、マレーシア国営石油会社(ペトロナス)で上級副社長(グループ人事管理担当)を務めており、同社で33年間にわたり幅広いキャリアを積んでいる。企業リスクマネジメント、戦略的ポートフォリオマネジメント、ポートフォリオ最適化を目的とする事業やプロジェクトの経済的評価手法について、多大な貢献を行っている。人事管理部門では、学習・開発アプローチを刷新し、デジタル学習を導入し、リーダーシップ開発プログラムを改良し、ペトロナスの成長戦略に即した人材管理のオペレーティングモデルを改革した。現在はコア能力の強化によるペトロナスの人材戦略を率い、指揮しており、また、ケイパビリティ・ラボ(Capability Lab)を通してエネルギー転換に対応する新たな能力の導入に取り組んでいる。彼女は、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)の「不平等に対処するためのビジネス委員会(Business Commission to Tackle Inequality)」(BCTI)の委員である。また、CIPD(Chartered Institute of Personnel and Development)のチャータードフェローでもある。

“将来の製油所のためのDX(デジタルトランスフォーメーション)およびHRX(人事変革)”

岩瀬 智
コスモ石油株式会社
取締役執行役員
日本

スピーカー略歴

1990年コスモ石油入社。2018年コスモエネルギーホールディングスCSR統括部長、2020年コスモ石油購買部長、2022年同工務部長を経て、2023年4月より現職。石油連盟危機管理委員会副委員長を兼務。東京理科大学第一部応用化学科卒。


リーダーズパネル 3

炭素インテンシティ低減に向けた多様な技術と取り組み

座長

松岡 憲正
千代田化工建設株式会社
常務執行役員 フロンティアビジネス本部 本部長
日本

座長略歴

1985年千代田化工建設株式会社に入社。30~40代にサウジアラビアのプラント建設現場にて2度勤務後、営業本部長、成長戦略本部長や地球環境事業統括を歴任し、現在に至る。現職では水素事業のほか、カーボンリサイクル、エネルギーマネジメント、ライフサイエンス、宇宙分野の新技術・ソリューションの開発と商業化を管掌。岐阜県出身。85年慶応義塾大学法学部卒業。

“ベトナムにおけるCCUSおよび水素バリューチェーンの発展の可能性”

ファン ミン クオック ビン
ベトナム石油研究所
副所長
ペトロベトナム大学
学長
ベトナム

スピーカー略歴

ファン ミン クオック博士は、ベトナム石油ガスグループ(ペトロベトナム)のメンバーである。化学工学とエネルギー経済・計画における背景を有する。24年間にわたる職務において、精製、石油化学、再生可能エネルギー、プロジェクト経済、管理、政策、教育の分野に従事してきた。2013年よりベトナム石油研究所(VPI)副所長、2016年よりペトロベトナム大学(PVU)学長を務めている。VPIとPVUはいずれもペトロベトナムの傘下組織であり、研究開発・教育機関としての役割を果たしている。

“PTTのポートフォリオ変革:ネットゼロ目標達成への取り組み”

チャットチャイ・ブーンチューチャウィ
タイ石油公社
上級副社長 (イノベーションおよび新規事業 担当)
タイ

スピーカー略歴

ブーンチューチャウィは、タイの国営石油会社であるタイ石油公社(PTT)で上級副社長(イノベーションおよび新規事業担当)を務めている。新規事業担当上級副社長として、再生可能エネルギー、電気自動車、ライフサイエンス、さらにはデジタル技術や人工知能などの新たな事業分野におけるエネルギー転換イニシアティブや投資に関し、PTTの新規事業戦略の策定と実行を率いており、同社のポートフォリオを改革し、革新的産業を確立することによって、タイに新たな成長曲線をもたらすことを目指している。

“カーボンニュートラルに向けた千代田化工建設の技術開発と取り組み”

森上 賢
千代田化工建設株式会社
フロンティアビジネス本部 技術開発部 部長
日本

スピーカー略歴

1993年入社、石油精製装置のプロセス設計を中心に製油所計画業務、試運転など経験。
2005年には、荏原製作所にて半導体製造装置(後工程)の設計、試運転に従事し、その後、千代田化工に復帰、国内製油所向け案件、さらには千代田シンガポールにてアジアエリア向け の新規石油精製装置の設計に携わる。2012 年本社へ帰任後は、石油精製だけでなく石油化学、脱炭素分野のプラント設計、開発に従事し、2022年よりフロンティアビジネス本部、技術開発 部に着任、自社開発による脱炭素技術を中心にした技術開発案件を推進、遂行、統括している。

“eFuels: 世界的な課題に対するグローバルな解決策”

トビアス ブロック
イーフューエル・アライアンス
戦略・コンテンツ部門責任者
ドイツ

スピーカー略歴

トビアス・ブロック博士は、イーフュエル・アライアンスの戦略・コンテンツ部門責任者を務めている。リーダーとしての職務において、世界170社を超える加盟組織の欧州連合に対する政治的コミュニケーションをとりまとめ、再生可能エネルギーに関するすべての主要な行政規則にイーフュエルが盛り込まれるよう尽力している。

“持続可能なエネルギーとカーボンマネジメントにおける技術の役割”

オキ ムラザ
プルタミナ
上級副社長 (技術革新・研究担当)
インドネシア

スピーカー略歴

オキ ムラザは、プルタミナで上級副社長(技術革新・研究担当)を務めている。B20 India 2023で「エネルギー・気候変動・資源効率タスクフォース」の共同副議長を務めた。それ以前は、B20 Indonesia 2022で「エネルギー・持続可能性・気候タスクフォース」のポリシーマネージャー、プルタミナ社内の「ネットゼロ戦略タスクフォース」および「化学事業タスクフォース」の共同責任者を務めた。また、2020年にスタンフォード大学により「世界で最も影響力のある研究者トップ2%」(エネルギー分野)の1人に選ばれた。

“Participate in Leaders Panel 3 Q&A / Discussion”

モハメツド アル・ムシャルフィ
ADNOC リファイニング
副社長 (リサーチセンター・品質管理管掌)
アラブ首長国連邦

スピーカー略歴

モハメッド・アル・ムシャルフィ氏は、アラブ首長国連邦(UAE)大学で化学工学の学位を取得し、2003年に計画・調整アナリストとしてADNOCリファイニングに入社しました。
ADNOCリファイニングの短期および中長期計画を担当した後、彼は事業研究・開発部門に移り、プロジェクト化を目指す事業・開発研究の立案および管理を行いました。
モハメッド・アル・ムシャルフィ氏は、2012年に設立されたADNOCリファイニング研究センターの立ち上げにも関与しています。
現在はリファイニング研究センターおよび品質管理の副社長として、全ての研究開発戦略の設定と、将来有望なプロジェクトに必要な研究の管理を担当しています。その他にも、UAE国内および国際市場の両方でADNOCリファイニングの製品の最高品質を確保する責任も担っています。

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